ダンズの小さなアーカンサス砥石トランスルーセントを購入しました。
ハイス鋼で作られた木工旋盤の刃物を研いだ後、最後の仕上げとしてこの砥石でバリを取り去ります。
オイルと一緒に使うのがオイル砥石です。
トランスルーセントとは光を通すという意味ですが、一番硬い砥石という風に使われています。
詳しい説明はMatrix-AIDA / マトリックス・アイダにあります。
アーカンサス砥石
アーカンサス・オイルストーンはアメリカ、アーカンソー州のホット・スプリングスの西からオクラホマ州に伸びるウォシタ山地に産出するほぼ純粋の硅石(鉱石名・石英)はノバキュライトと呼ばれる良質の天然砥石として有名です。
この堆積岩のノバキュライトは約3億4000万年前に形成されたものと推定されており、ラテン語の「鋭い刃物」を意味する「ノバキュラ」に由来し、地球上に存在する最も細かく貴重な砥石です。
日本では「アルカン」、「アルカンサス」とか「アーカンソー」などと呼ばれており、天然資源のため日本の砥石とともにその産出の終焉が心配されています。
先住民族であるネイティブ・アメリカンたちは硬いノバキュライトを刃物や武器として使用してきました。近代社会でナイフや道具の砥石として使われだしたのは1800年代の初頭です。
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