スツールバリアント3は、2×2材の脚の代わりに1×4材を半分に拭き割りしたもの使い、ハの字にして、通し貫(ストレッチャー)も1×4材を使用します。工作のポイントは、①貫の両端を正確に85°の角度で切断することと、②ハの字に組み立てた脚部の上下を85°に切断することです。
①のためには、シンワ測定のプロトラクターと呼ばれるような分度器を角材にあてて線を引き、ストレートガイドをあてて、マルノコで切断します。または、角度85°に合わせた定規を直接角材に当てて、切断します。あるいは、卓上マルノコ、あるいは卓上スライドマルノコでターンテーブルの角度を85°に調節して、切断すると精度が上がります。
②については、刃の角度を85°マルノコで、ストレートガイドを使って、切断します。組み立ては、スツール②と同じ要領で行います。ストレッチャーの厚さが19mmと薄いため、下部の通し貫は必要です。脚とストレッチャーを組み立てたあとで、長さを実測して切断し、取り付けます。
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