「シェーカー家具」(理工学舎,1996,pp.8-17)には、9つのベンチが紹介されています。すべて板脚の構造になっています。 最初のベンチは、すべてパインで作られ、座面は厚さ19mm、幅237mm(1×10材相当)、長さ530mm、高さ438mm、脚は2つのほぞでくさびとともに座板に接合されています。そして、厚さ6mmの鉄の筋違いがビスで固定されています。これがいろんな場所で最も
よく使われたベンチだそうです
。
二番目のベンチは、鉄の筋違いの代わりに、図のように脚と脚の間に通し貫が渡されています。このようにすると、通し貫が、椅子や机でいう幕板の役割を果たして、しっかりした構造になります。
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