④コーナー金具による接合
図のような一本の脚に金具1個、ハンガーボルト2本、ナット2個、ビス4本、ワッシャー4個(ハンガーボルトを使用しない場合は、鬼目ナット2個、ボルト2個、ビス4本、ワッシャー4個の組み合わせになる)を使用して、幕板と脚を接合する方法があります。これは机やテーブル製作ではよく使われている方法です。
取り付けは、まず脚に穴をあけて、ハンガーボルトをねじ込むことから始めます。穴をあける場所は角になるので、ノコギリや45度のトリマービットで平らにします。平らにした面に対して穴を直角にあけるには、木材でⅤ字ブロックを作って脚を置きます。
ハンガーボルトは、木ネジとボルトの部分で構成されており、木ネジ部分を木材にねじ込みます。その方法は、ボルト部分にナットを二つ取り付け(ダブルナット)、この二つのナットを相互に堅く締めつけて固定し、スパナやレンチで、ねじ込んでいきます。
ハンガーボルトを使わずに、鬼目ナット(いろいろ種類があるが、ツバなしのビス込み式を使用する)を脚に取り付け、ボルトで金具を固定する方法もあります。鬼目ナットは、指定された大きさの穴をあけて、六角ナットでねじ込んで取り付けます。
幕板に溝をつけるには、マルノコやトリマーを使用します。最後に脚と幕板を組み合わせ、金具をビスで幕板に取り付けてから、ハンガーボルトにナットをつけて締めると、脚と幕板は強固に固定されます。
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