スクレーパー パート 1

「 Fixtures and Chucks for Woodturning Clarence Green 」(2011) を書いたClarence Green 氏こと、ドク・グリーン(グリーン博士)のホームページにスクレーパーについての詳しい説明がありました。
   パート1は、長切れする理想のスクレーパーの研ぎ方の結論だけ紹介させていただきます。

1. Shape the overall geometry by grinding.
グラインダーで研いで、形を整える。
2. Remove the burr by honing the top surface.
その際できた「かえり」をダイヤモンド砥石で取り去る。
3. Hone the bevel to smooth it out.
ベベルもダイヤモンド砥石で磨く。
4. Remove the burr by honing the top surface.
もう一度、「かえり」を磨いて取り去る。
5. Form the keeper burr by honing the bevel.
最後に軽くベベルを磨いて、キーパーを形作る。これが長切れするスクレーパーだ。
最後の工程は、ダイヤモンド砥石の代わりに、Burnishingでも行える。こちらの方がよりアグレッシブなので、尖った「かえり」が木部にめり込みやすいので、扱いには気をつけること。
以上、ドク氏曰く、です。

北欧テイストな木のお店 リーベルクラフト Liber Craft

ウッドターニングを用いて心を込めてひとつひとつ手作りしたコンポート、ケーキスタンド、木の皿、ボウル、コップ、ワイングラス、スクープ、アクセサリーやカトラリーを扱うお店です。 「リーベルクラフト Liber Craft」の名前で、Creemaにお店を出しています。 https://www.creema.jp/creator/3510520 liberwoodcraft@gmail.com