ボウルを挽く パート2 リセスとチノン

   さて、ボウル作りの続きに戻りますと、外側を削ってだいたいのかたちを作ったあと、次の段階である内側を削る準備として、旋盤に取り付ける部分をボウルの底に作っておきます。
   パート1で 紹介したリセスにする方法と、チノン(tenon=ほぞ)にして作って爪(ジョー)の内側にはさむ(コントラクティングと呼ばれる方法)方法があります。 
 下の写真はリセスにしたボウルの底の例
 下の写真はチノンにしたボウルの底の例
   古いお盆の底にもリセスがそのまま残っていました。 これを利用してサンドペーパーをかけると、新品同様になるはずです。
   よく乾燥している木材ならば、いきなり外側のかたちを挽いて、しっかりとサンドペーパーをかけて、次に内側を挽き、スクレーパーで仕上げ 、サンドペーパーをかけて完成としてもよいと思います。思うというのは、木材は完全に乾燥していても、何らかの部分を取り去った場合、時間がたてば必ず変形するからです。ですから、いきなり完成させることはできないのです。粗挽きをして、何日か、何週間か、あるいは何カ月、いや何年もおいて、木材が乾燥し、落ち着くのを待つことになります。途中で、削って変形を取り去り、また、寝かせて置くということも行います。 

木のお店 リーベルクラフト

ウッドターニング(木工旋盤)を用い、木が持つ自然の表情や手触りを大切にしながら、自然でシンプル、やさしさに満ち一つひとつ心を込め手作りしています。内容は1木軸筆記具、2木の器、3木の道具・小物、4木のインテリア。 「リーベルクラフト」の名前で、Creemaにお店を出しています。 https://www.creema.jp/creator/3510520 jujuboisjuju@gmail.com